デジカメでの電子シャッタの功罪

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 | 投稿日時 2021/1/30 22:11 | 最終変更
nakanek  管理人   投稿数: 3419
今朝方とったパール富士の写真。自宅に帰って整理しているとフレームごとに富士山が歪んでいる。添付の動画を見てもらうとわかります。

風が強かったのでブレかと思ったけど、よく見ると富士山が歪んでいる。原因を調べてみるとどうも電子シャッターの影響らしい。

電子シャッターを使うと無音撮影できるしメカニカルな部分ないので寿命にもよさげですが、どうも動体をとると歪むらしい。

風で三脚ごとカメラがゆれその影響で静止画のはずが動体に+電子シャッタの影響ででゆがみが出たみたい。

あれそんな設定したつもりなく調べてるとやはり電子シャッタ関係の設定はオフになってる。まてよとそういえばインターバアルにすると無音になっていたなと。。。インターバルの設定を見ると、2ページ目にサイレント撮影の設定あり、ONになっていました。

毎回毎回勉強の日々ですね。

パール富士(210130)

nakanek
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/1/31 7:03
k_kubotera  長老   投稿数: 4285
 電子シャッターですか。そんなにゆっくり画素の切換、読み出し・・・よくわかりませんが、やっているのですかね。世の中のデジカメ、電子シャッターですよね?今時シャッター幕のあるカメラなんて、それこそアナログですね。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/1/31 8:38
nakanek  管理人   投稿数: 3419
自分もよく理解していないのですが、メカニカルシャッターはCMOSの全画素を露光状態にしておいてメカニカルな先幕と後幕の時間差で露光する。そのあとCMOSの露光情報を読み込む。

それに対して電子シャッターは画像の端から1LINEずつ露光、読み込みを行い次のLINEに移る。露光状態読み込みを繰り返すため、CMOSの読み込み速度を積み重ねると、全LINEを読み込むのに実質1/60位の時間になるようです。

そのため動体撮影の場合、先に露光したLINEと次に撮影したLINEで胴体の動き分ずれる=像が歪むようです。

nakanek
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2021/1/31 19:30 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4285
 そうなんですね。読み込み終わるのを待って次の露光をしていたら、遅れも出るのですね。まずはじめに一気に露光して,あとでまとめて読み込みしてくれないと,スローシャッターでは厳しいということなんでしょうか。
 冷却CCDの場合は、まず長い時間、素子の全面に露光して(積分時間というらしい),露出が終わると、一生懸命に読み出ししています。小さな受光面ですが、ビニングしない(画素をまとめない)時は、ひとつひとつの画素から違う情報を読み出すので、5秒くらいかかっています。古い機種だから時間がかかるのかもしれないです。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/2/1 10:49
H-Yamazaki  長老 居住地: 神奈川  投稿数: 809
おはようございます

今迄デジカメの露光の仕組みなど考えたこと無かったので、興味深い話です。
一眼デジカメはフィルム時代の方式をそのままで、電子シャッターは画素ごとに露光をコントロールしているというイメージでしょうか?

電子シャッターは実際は1ライン毎に露光しているとのことですが、画素毎に露光して、且つ各画素毎に適正露出時間をコントロールしながら露光して呉れると、コロナの写真も内側から周辺まで見た目通りの写真が撮れるかなと思ったのですが、駄目ですね。これでは濃淡が出ませんね。
では、また
Monday,February 1st,2021___________________________Hiro-Yamazaki
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/2/1 23:10
nakanek  管理人   投稿数: 3419
面白いアイデアだと思いますし原理的には可能かな?

コロナだと同心円状に露出を調整出来るのが理想太と思いますが、現在のXY座標でアドレスを指定する方式の場合難しそうですね。。。

nakanek
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/2/2 5:08 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4285
 どちらのシャッターにするのか状況によって切換ができるのは、いいですね。1/60秒、短いといえば短いですし、長いといえば長いですからね。

 ちょうど変光星関係の情報の中にCCDとCMOSの話題があって、比較して考えるとおもしろかったです。
 最近は、CCDにかわってCMOSです。しかも画素が小さくて画素数が多いです。より高解像度をねらっているのかなと思っていましたが、もちろんその通りなのですが、そうばかりではないようです。特に天体用のCCDでは画素が大きくて、高解像度にするには、より大面積の受光素子が必要です。機器は大きくなりますが、決して高解像度ができないわけではありません。デジカメの画素を小さくしているわけは、受光素子を小さくしても高解像度であったり、読み出し速度を速めるためたり、1番は機器を小さくするためとのことです。 
 とは言うもののデジカメは,画素を小さくしても画素数が多く高解像度のためを、読み出しには時間がかかります。そこで、1つの画素からの情報を12ビットにしたようです。CCDは、16ビットですからかなり大きな差です。単純に考えて3/4になります。デジカメのCMOSからの情報を16ビットにすると小さな画素に情報が入りきれず、長めの露出をするとすぐに飽和してしまうのだそうです。また、階調がCCDに比べて少なくなります。でも、12ビットは4096階調ですから,フィルムの階調にも匹敵するというわけです。
 CMOSからの情報を12ビットにしたとはいえ長時間露光で飽和しやすいことには大きくは変化ありません。じゃなぜ,長時間露光するとすぐ飽和しやすいCMOSで天体写真が撮れるかということになりますが、ちょっとしたテクニックが隠されています。そのテクニックを冷却CCDに使うと,より暗い星まで街中で撮影できるようなります。ただ、ここでの話題になっている読み出し速度の低下につながってしまいます。長くなりますから、ここまでにします。
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