Re: デジカメでの電子シャッタの功罪

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k_kubotera

なし Re: デジカメでの電子シャッタの功罪

msg# 1.5
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/2/2 5:08 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4285
 どちらのシャッターにするのか状況によって切換ができるのは、いいですね。1/60秒、短いといえば短いですし、長いといえば長いですからね。

 ちょうど変光星関係の情報の中にCCDとCMOSの話題があって、比較して考えるとおもしろかったです。
 最近は、CCDにかわってCMOSです。しかも画素が小さくて画素数が多いです。より高解像度をねらっているのかなと思っていましたが、もちろんその通りなのですが、そうばかりではないようです。特に天体用のCCDでは画素が大きくて、高解像度にするには、より大面積の受光素子が必要です。機器は大きくなりますが、決して高解像度ができないわけではありません。デジカメの画素を小さくしているわけは、受光素子を小さくしても高解像度であったり、読み出し速度を速めるためたり、1番は機器を小さくするためとのことです。 
 とは言うもののデジカメは,画素を小さくしても画素数が多く高解像度のためを、読み出しには時間がかかります。そこで、1つの画素からの情報を12ビットにしたようです。CCDは、16ビットですからかなり大きな差です。単純に考えて3/4になります。デジカメのCMOSからの情報を16ビットにすると小さな画素に情報が入りきれず、長めの露出をするとすぐに飽和してしまうのだそうです。また、階調がCCDに比べて少なくなります。でも、12ビットは4096階調ですから,フィルムの階調にも匹敵するというわけです。
 CMOSからの情報を12ビットにしたとはいえ長時間露光で飽和しやすいことには大きくは変化ありません。じゃなぜ,長時間露光するとすぐ飽和しやすいCMOSで天体写真が撮れるかということになりますが、ちょっとしたテクニックが隠されています。そのテクニックを冷却CCDに使うと,より暗い星まで街中で撮影できるようなります。ただ、ここでの話題になっている読み出し速度の低下につながってしまいます。長くなりますから、ここまでにします。

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