Re: 絶滅危惧種になってきましたね、ドイツサイズ接眼鏡

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sano

なし Re: 絶滅危惧種になってきましたね、ドイツサイズ接眼鏡

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/10/20 1:18 | 最終変更
sano  長老   投稿数: 2785
 太陽の観察に限らず、天体観測ってやりだすと気になって続けてしまいます。
太陽のスケッチなんて今やまったく個人の楽しみでしかありませんが、やりだすと止められなくなって、この泥沼にはまって数年、いえ・・・既に2サイクルです。

 接眼鏡のことは例会で話したとおりですが、MHの写真も載っているので一応レスしておきます。

 本格的に始めた頃はドイツサイズの接眼鏡が多かったですが、最近は古老たちが持っているのを見るくらいで少なくなりましたね。
ましてやMHは、・・・若い人には「それなんですか?」なんて言われかねない。
まあ、天文も若い人が少ないからその心配も無いでしょうけど。
1.25インチはセレストロンやミードの製品が認知しだした頃から一気に増えてきたように思います。

 私は太陽投影には、Or(PL)を使っています。
駆け出しのわずかな期間はしきたりに従いMHでしたが、・・・なんとも像がよろしくない。
でも継続観察を考えるとやっぱり張り合わせの切れが心配。

 いろいろと情報を集めた結果、「新しいアイピースはメーカー製であればほとんど耐熱接着となっている」ことを信じてOrを使い出しました。
 その後、アイピースの注目品は広角の高級品になりOrはむしろ安いものとして扱われだしました。
一般品の価格が下がり、ある程度で使い捨ても考えられるようになったので、心配なくOrを使うようになりました。
やはりOrは像が良く、ピントを縁で合わせると中心もぴったりと合焦します。

 今まで合わせ面の切れはありませんが、考えていなかったコーティングのヤケがありました。
200日くらい使っていると、新品とはっきり差が出ます。
極微小の黒点などで差が出るかもしれませんが気にしないことにしました。
それでもあまり差が出たときは交換するようにしています。(今まで2回交換しました、まあわずか2回といえばその程度です)

 どうしてもOrを使いたかったのは他にも訳があります。
継続観察の目的からも、晴れて時間が取れれば出来るだけ観察したかったので、一回の時間を短縮したかったのです。

 変化を追うためには、欲をかかず日数勝負をすることにしました。(勝負・・・ライバルはいませんが)
遮光布を使えばよく見えますが、その分どうしても時間がかかるので極力使わないことにしました。
投影サイズも15センチに固定して、見えたままを描くことにしました。
そこで一度ピントを合わせると全面が細部まできれいに見えるOrは必需品になりました。

 後にFS128を入手したとき、この機材での20センチ投影も考え、投影板も購入(えらく高価)しました。
しかし、見えすぎてしまうのと、簡単に移動も出来ないので別の場所で同じレベルでの観察が出来ないので止めました。
 20cm投影は一見わずかな違いに思えますが、面積比にすると倍ぐらい違いがあります。
職場でも晴れたら観察を目論んでいたので、それを考えると10cmレンズで15cm投影が限界でした。

 そんなことで今まで続いているのも、欲張らず適当にやっているから、と思っています。
太陽観察の話をしだすときりが無くなってしまうのでこのへんにしておきます。

 最新の接眼鏡を見てしまうとMHはやはり時代遅れの感はありますが、決して取るに足りない機材ではないです。
自分のスタイルで楽しむのがいちばん良いと思います。

 歳とともに冷え込む星空の下で闘うのも苦痛になってきました。
太陽観察もこれからの観測項目のひとつとして広めたいですね。
sano

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