何じゃ、これは!White Pixel ? Dark Pixel ?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2024/1/11 6:42 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4283
 測光に使っている muni-win はとても優秀で、画面内の星すべてを測光してしまいます。9日に撮影したKM UMa(おおぐま座KM)の測光をしていたらが変光星の近くの12等台の星が急に30分間ほど0.3等ほど減光しました。減光の光度曲線もきれいではないし、アパチャサイズの最小の設定でそれが顕著に表れました。変光星なのかなと思ったのですが、なにかおかしい!



 画像を拡大してみると、星の上にダークピクセルが、時間を追って別の画像を見るとホワイトピクセルに変わっています。
 長い時間、撮影を繰り返しているとピリオデックモーションや赤道儀のずれで、画面がわずかに動いていくのですが、その動きで、ピクセルが星像を横切ったようです。調べて見るともう一つ同じようなピクセルがありました。不思議なことに1時間ほどで、2つのピクセルはなくなりました。






 FLAT処理をしているので、FLAT画像を調べて見たのですが、異常なさそうです。撮影の際、少し古いダーク画像を使ってダーク処理もしているので、そちらも調べて見たいと思います。
 また、CCDの冷却温度(-10度)をもう少しさげるといいのかもしれません。とにかく初めて気づいたこと(今まで見落としていただけかも)なので、原因を調べてみたいと思います。ただ単に機械が古くなってきただけなのかもしれませんが。

--
☆☆☆彡
久保寺克明

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2024/1/11 7:21 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4283
 もやもやついでにもう一つ、『人工衛星 多すぎ!!』

 9日のKM UMaの観測では、5時間半の間に狭い視野の中に   3つも人工衛星が入ってきました。そのうちの1つは、比較星を貫いていました。おかげでそのコマのデータが、飛びました。





前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2024/1/11 7:44 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4283
 KM UMaの光度曲線を見ると典型的なこと座β型の食連星なんですが、何かへん、グラフに不連続なところがあったり、変光範囲が0.53等くらいでAAVSOのカタログより0.06等ほど小さい値です。0.06等ほどの違いは普通出ません。『何かへん?』



 たぶんすぐ東に13等くらいの星がくっついている2重星で、これを完全には分離できていない画像があり測光がうまくいっていないようです。少し画像をぼかしていますし、シンチレーションの影響が出ることもあります。



 焦点距離を伸ばせばいいのかもしれませんが、そうすると比較星も減るし、だいたいレンズの入れ替えが面倒くさい。測光の際アパチャサイズとSKYの位置の設定を変えると多少いいかもしれませんが、1度変更するとパラメータを元に戻すのを忘れそう、この星は他の人にお任せにするのが一番です(笑)
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