おだほしぶろぐ - 映画 「剱岳 点の記」

映画 「剱岳 点の記」

カテゴリ : 
つれずれなるままに
執筆 : 
sano 2009/7/14 0:00
 先日、映画「剱岳 点の記」を観ました。

 明治末期に、地図上で最後の空白地となっていた剱岳周辺の地図を
作るために、周辺山岳に三角点を設置し測量をするお話です。
 当然、前人未踏と言われていた岩峰の剱岳にも登らなくては測量は
できません。

 一方では、当時結成したばかりの日本山岳会も剱岳初登頂を目指して
おり、測量隊(陸軍測量部です)としては、陸軍の面目にかけても先に
登らなくてはならない。

 しかし、仕事(測量)には順番があるので、困難で時間もかかる
剱岳登頂ばかりを優先するわけにはいきません。
 測量をしている脇を、山岳会が進んでいくところを複雑な心境で
見送るシーンなどは「戦う観測者」が重なりました。

 三脚を立てて機材を扱って計測するところは、天体観測と同じですね。

 原作は新田次郎の山岳小説。
 淡々と、しかし情熱的に責任感を持って仕事を進める様子が描かれ
ています。
地味な作品でしたが、いろいろと考えるところがあり良い映画でした。

 山岳風景の映像は見事でした。
映画パンフレットなので詳しく画像掲載できないのが残念です。

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