月影の富士

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013/5/7 0:00 | 最終変更
sano  長老   投稿数: 2785
月が富士山にかかる状態のことを「月影の富士」と呼ぶそうです。
今年はこれの撮影もしようかと考えています。

いっけんごく普通に起こる現象のように思えますが、偶然ではなく計画して見るとなるとかなり難しいことに気が付きます。
太陽の場合は「齢」がないので日出日没の時間と方角でわかりますが、月は日々月齢によって形や光度が変わります。
これに富士山を重ねて、しかも見栄えのする日時場所は狭い範囲に限られてきます。
さらに撮影となると地平線下にある太陽の位置も限定されてくるので意外にも難しいものだとわかります。
浅いと明るすぎて月の見栄えがせず、深いとが山並みが薄っすらとしか写らず月が露出オーバーとなります

富士山の真上にドンピシャリで乗せようとせずに、肩にずらせば撮影範囲(位置)は広くなりますし、構図としてもそのほうが美しく感じます。
まあこれを追っている方々にはそれでは納得できないでしょうが、それはまた違う趣味でしょう。

ところで、近々では5月11日(土)右下に金星をつれたごく細い月が夕方見ごろです。
金時山あたりからは富士山お鉢付近に沈むようですので、足柄峠(またはその方角)では富士山の右側にかかると思います。
時刻は19時過ぎ(推定19:04)、月例1.3、太陽高度-5.0、月がごく細いので残照が明るく埋もれぎみになってしまうかも知れませんが、撮影条件としてはまあまあのようです。
例会の日でもあり、会合前にチャレンジしてみたいと思っていますが、天気予報は曇り雨なんですよね。
sano
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/5/25 22:46 | 最終変更
sano  長老   投稿数: 2785
今日(4月25日)の日没側の鑑賞方向は忍野村東部からその延長方向です。
実はパール富士(満月と富士山)は時間と方向さえわかればそれほど難しくないと思います。

それは、鑑賞時の陽高度の関係が良くて見やすいのです。
写真が撮りやすいという点でも適度な明るさで、富士と月がきれいに写ります。

陽高度とは太陽が地平線下どのあたりに在るかですが、おわかりのように沈みすぎると風景が暗くなりすぎ、高いと周囲が明るすぎ月が見栄えません。
満月時はこのバランスが良く(天文ファンは承知のとおりですね)あまり考えなくてもきれいに写しやすいのです。

ただ、パール富士はそれほど面白そうには思いません。
仰るようにやる気さえあれば別に天文とは関係なく見る撮る出来ると思います。

一歩踏み込んで三日月と五重塔などとなると簡単には行きませんよね。
月齢、方角、陽高度、地上物の撮影距離(レンズの焦点距離と構図が決まります)、いろいろな要素があり、こうなると写真の知識だけでは無理で格段に難しくなります。
もちろんそれに天気が加わります。なにしろ低空での現象ですからね。

話題タイトルとしてはパール富士とは言っていますが、富士と月のことだけではなく、将来的にはこういう写真の楽しみも考えたいと思っているのです。
sano

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