駿台学園天文講座[再帰新星 かんむり座T星]

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2025/2/13 12:57
k_kubotera  長老   投稿数: 4627
第707回 天文講座(2025年2月)開催のお知らせ

日時
 2月15日(土)17:00~18:00
参加
 Zoom または会場へ

参加費
 無料

事前申し込み
 オンライン申し込み以下申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXRbL6m1hyYAULE6lxdYlIi10hjbcpOmbRTq25QC5vqZ88Mw/viewform
 
内容
 [再帰新星 かんむり座T星] 講師 高橋 進 先生
 かんむり座T星はおよそ80年に一度新星爆発を起こすと言われる天体です。ふだんはおよそ10等で望遠鏡などがないと見られない天体ですが、爆発を起こすと北極星と同じくらいの2等星にまで明るくなると言われています。前回の爆発が1946年だったのでまもなく爆発が起きると予想されるのですが、最近の光度変化の特徴から2024年2月から9月の間で起きるのではとの予想が出されました。この予想により変光星の観測者はもとより一般天文ファンの方たちもかんむり座を見上げるようにもなったのですが、残念ながら2025年を迎えた今現在でもまだ爆発は起きていません。

 今回の天文講座では、新星とはどのような天体で、どのようなメカニズムで起きるのか。またどのような根拠で2024年2月から9月の間で爆発が起きると予想されたのか。この後はいつくらいに爆発が起きる可能性が高いのか。実際に爆発が起きた場合はどのような観測をするといいのかなどについてお話ししていきます。できるだけ平易にお話を進めていきますので、必ずしも天文学に詳しくない方も含めてお気軽に聴講していただきたいと思います。

 ただ最近になってようやく新星の爆発予報が出されるようになってきましたが、新星の爆発を予想するのはまだまだ難しいところがあります。もしかするとこの講演の直前に爆発が起きるかもしれません。その場合は急遽講演の内容を変更する場合もあります。いずれにせよ今回の講演でかんむり座T星への興味をこれまで以上に高めていただき、80年に一度と言われる天文現象を十分に楽しんでいただければと思います。どうぞご期待ください。



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☆☆☆彡
久保寺克明

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2025/2/15 19:58 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4627
 駿台学園天文講座[再帰新星 かんむり座T星] とても刺激になりました。高橋進先生、ほんとうにお疲れ様でした。とてもわかりやすくて、これからの観測にもやる気がわきます。
 T CrB が共生星であることとか、T CrBに1217年と1787年の増光記録があること、高輝度赤色新星など、結構基本的なことわかってないままに星を見て観測しているなと反省もしました。
 80年周期の第3の天体による誘爆説など、よく考えたなぁと感心して聞いていました。

 Ia型 超新星への言及も夢のある話ですよね。そのことについては、以前、蜂巣先生よりお聞きしていて、増光後、ガスを透かして白色矮星を含めた星系の測光をしてみないかと、RS Ophの増光の時に高価なストロムゲンyのフィルタを譲り受けました。いわゆる白色矮星がどこまで質量限界に近づいているかを測定するということでした。今回の増光で、同じようなことができるのかどうか、そもそも、白色矮星を含めた星系の測光などできるものなのか、私には、わかりません。それでも、せっかくのチャンスにストロムゲンyが使えたらいいなと思っています。

 早朝のT CrBの画像使っていただき、ありがとうございます。スタートからいきなり、画像が飛び出してびっくり、早起きしてよかったなぁと思いました。

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☆☆☆彡
久保寺克明

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