くじら座ο ミラがちょっと変
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- くじら座ο ミラがちょっと変 (k_kubotera, 2021/7/21 5:35)
- Re: くじら座ο ミラがちょっと変 (k_kubotera, 2021/8/13 9:05)
- Re: くじら座ο ミラがちょっと変 (nakanek, 2021/8/13 18:15)
- Re: くじら座ο ミラがちょっと変 (k_kubotera, 2021/8/13 19:29)
k_kubotera
投稿数: 4283
ここのところ変光星のメーリングリストでミラがちょっと変という話題があります。もともとミラは、変なんですが。
今、3等星くらい、けっこう明るいです。極大予報は1ヶ月先の8月下旬です。前回の極大の前1ヶ月で、1.6等ほど明るくなったそうです。ということは、単純に計算すると8月下旬の極大には1.5等くらいになってしまいます。変光範囲 2.0~10.0といわれるミラですから、1.5等はとんでもない明るさです。
希望的見方をするとそうなんですが、ミラ型の脈動星は、極大が1ヶ月くらい前後したり、光度曲線が変化したりはよくあることなので、『今が、極大じゃないの?』とか『これから1ヶ月間くらいこのままの光度が続くんじゃないの?』とかの意見もあります。
まあ、なにはともあれ、明るいですから、明け方、星も少ない秋の星座を一枚写真に撮ってみてください。
今、3等星くらい、けっこう明るいです。極大予報は1ヶ月先の8月下旬です。前回の極大の前1ヶ月で、1.6等ほど明るくなったそうです。ということは、単純に計算すると8月下旬の極大には1.5等くらいになってしまいます。変光範囲 2.0~10.0といわれるミラですから、1.5等はとんでもない明るさです。
希望的見方をするとそうなんですが、ミラ型の脈動星は、極大が1ヶ月くらい前後したり、光度曲線が変化したりはよくあることなので、『今が、極大じゃないの?』とか『これから1ヶ月間くらいこのままの光度が続くんじゃないの?』とかの意見もあります。
まあ、なにはともあれ、明るいですから、明け方、星も少ない秋の星座を一枚写真に撮ってみてください。
k_kubotera
投稿数: 4283
ダイニックアストロパーク天究館の館長(今は、引退されたかな)の高橋進さんが、みなさんから上がってくるミラの観測に気をかけてコメントを出してくださっています。
それによると7月下旬以降も少しずつ光度を増し、2.5等くらいのようです。目測の観測がほとんどですから、多少のばらつきがあるようです。そのあたりも検討してくださっています。
とにかく明るい極大なことは、まちがいないので、ぜひ、見てみたいです。明け方、南東の空をパチッて撮影するとけっこう目立ちます。
それによると7月下旬以降も少しずつ光度を増し、2.5等くらいのようです。目測の観測がほとんどですから、多少のばらつきがあるようです。そのあたりも検討してくださっています。
とにかく明るい極大なことは、まちがいないので、ぜひ、見てみたいです。明け方、南東の空をパチッて撮影するとけっこう目立ちます。
nakanek
投稿数: 3412
k_kubotera
投稿数: 4283
明るく写っていますね。くじら座α星よりも明るく写っているように思います。とてもいい画像ですね。これで、ミラが暗くなったら、いい比較になります。
アルデバランとくじら座αを比較星(標準星)にしたくなりますよね。この2つの星は、B-Vが1.5以上あり、青の波長の光が少ない星です。画像エンジンがそのあたりをうまく均等になるように調整して暗めにしてミラを明るく見積もるのか、ただ単に、標準星の高度が低いからやや暗めに写りミラを明るく見積もるのか、・・・わかりませんが、とにかく毒をもって毒を制するような測光です。ミラが明るいうちは、なるべく比較星は、今回の星を使うようにするといいかもしれません。
目測については、高橋進 先生は、むずかしい目測なので、じっと見つめないで素早く目測するようにすすめています。赤い星をより明るく見積もってしまうからです。スペクトル型からすると、ミラが1番赤いようにも思えるのですが。カメラも、何秒も露出していると赤い星を明るく見積もるのでしょうか、人間じゃないから そんなことないか(*^▽^*) でも、受光素子の分光感度特性を見ると赤い方が強いですからね。とにかく比較星を同じに保つことが大切なのかなぁ。
アルデバランとくじら座αを比較星(標準星)にしたくなりますよね。この2つの星は、B-Vが1.5以上あり、青の波長の光が少ない星です。画像エンジンがそのあたりをうまく均等になるように調整して暗めにしてミラを明るく見積もるのか、ただ単に、標準星の高度が低いからやや暗めに写りミラを明るく見積もるのか、・・・わかりませんが、とにかく毒をもって毒を制するような測光です。ミラが明るいうちは、なるべく比較星は、今回の星を使うようにするといいかもしれません。
目測については、高橋進 先生は、むずかしい目測なので、じっと見つめないで素早く目測するようにすすめています。赤い星をより明るく見積もってしまうからです。スペクトル型からすると、ミラが1番赤いようにも思えるのですが。カメラも、何秒も露出していると赤い星を明るく見積もるのでしょうか、人間じゃないから そんなことないか(*^▽^*) でも、受光素子の分光感度特性を見ると赤い方が強いですからね。とにかく比較星を同じに保つことが大切なのかなぁ。