BB Peg(ペガサス座BB) おおぐま座W型食連星

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2021/7/23 8:08 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4260
 おおぐま座W型の食連星はとても数多いです。2つの星がラグランジュ点で接触しガスが共有されて串団子みたいになっているのでしょうか。
 この時期、夕方から明け方まで見えているので、一晩中観測できます。7月21日に主極小、22日に副極小を観測しました。少し副極小が明るいくらいです。

※まちがった!21日も副極小だった。さっき位相図作って見たら、主極小が抜け落ちていました。チャンス見て主極小をとらえないと。


7/21 主極小。ここ10年ほどで、極小が30分ほど早くなっています。ガスが移動して周期が早まったのでしょうか。


7/22 副極小


15年ほど前、何度か観測していました。


 2005.8/19などの観測記録が小田星にも残されていましたので、比べてみました。
 使っていた機材はほぼ同じですが、測光の処理が違うため、当時より格段に詳しく変光の様子がわかります。当時は、VSOLJへの報告は、小数第2位までにしていましたが、今は、小数第3位ですから単純に10倍詳しくなった感じです。撮影枚数は、当時は一晩で1000枚近く撮っていましたが、今は300枚程度です。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/7/25 9:39
k_kubotera  長老   投稿数: 4260
 7月24日の夜23時過ぎから快晴の空になりました。BB Peg の主極小をねらってみました。



 快晴ですが満月で、空が明るかったです。測定値のばらつきもいつもより大きいです。

 『comet for window』を使って21日、22日、24日の観測をあわせて位相図にしてみました。



 極大付近の重なりが今ひとつよくありません。0.1等弱のずれがあります。機材等の条件は同じなので、満月の空が影響したかなぁ。

 さらに2005年8月の位相図と重ねてみました。



 0.1等ほどの光度のずれは単純に比較星の光度が15年前と0.1等違うことによります。機材、比較星は同じです。極小が15年で約0.1P(52分) 早くなっています。Cracow(Mt. Suhora Astronomical Observatory)のデータも近い結果になっていました。



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