５月９日夜のかみのけ座RWです。主極小後の極大が、副極小後の極大より0.05等暗いことが気になり、何度も連続測光してしまいました。
　画面内のいろいろな場所の星を比較星にしてもほぼ同じ結果になりますし、比較星やチェック星どうしを比較しても、観測時間後半で光度が下がるということは起きません。RW固有の光度変化かなぁ。
　勝手に想像していいのなら、（磁場がかなり強いということですから）主極小後に見える面に大型黒点が多いとか・・・お互いの自転軸や自転の向き、速度はどうなっているのでしょうか。スペクトルはG2＋G2ということですから、太陽みたいなやつがくっついて、だるまさんみたいなのがまわっている感じ？
　CRACOWのデータによれば、1990年代後半くらいからO-Cが＋方向に転じているようです。摩擦を無視し角運動量が保存されるとして、だんだん回転速度が落ちている感じ。羽生結弦選手が、手を広げてスピンの速度を落としている感じ、・・・そんなこと思いながら観測しています。


　比較星は、11.236等の188.328767 26.586811000(APASS) です。
縦軸の数値に11.236を加えるとRW COMの明るさになります。
k_kubotera(Kub)