１月９日の様子は、画像にデータを書き入れていましたのですぐにわかりました。彗星の近日点通過が１月３０日、近日点距離は１AUより大きくて地球の外側ですからここ１ヵ月間くらい近日点通過みたいなものです。しかも地球との位置関係もとてもよくて、特に地球の中緯度は、最高のビューポイント。軌道傾斜角が８０度ほどあるので北の空に回り込んで周極星になってくれます。あとは、寒さを乗り越えて望遠鏡を向けるかどうかです。（笑）


2015 Jan.9 21h59m-22h10m D160mm F4.8 BJ41L


東の低空には月が上がっていました。


2015 Jan.10 Nikon f300mm F4.5 50s露出　BJ41L

1月の三連休、群馬まで遠征して撮影してきました。
西高東低の気圧配置だとほぼ確実に晴れるのはいいのですが、北風がにも赤道義にも(振動する)つらいですね。

双眼鏡・望遠鏡でみると尾は見えませんでしたが、撮影すると写っていました。それにしても、昔より空が明るくて(LED街灯のせい？)びっくりしました。

撮影日時 : 2015/01/12 18:42
撮影場所 : 群馬県　榛名湖町
露出時間 : 30秒×24コマ　総露出時間 12分
望遠鏡 : Vixen ED-81S　レデューサー使用
赤道儀 : Vixen GPD
カメラ : EOS Kiss X6i (IR改造)　ISO 1600
フィルター : IDAS LPS-P2 (光害カットフィルター)
画像処理 : ステライメージ 7にてダーク減算、コンポジット。Photoshop CS 6にてトーンカーブ補正、レベル補正

【2枚目は色彩強調】

彗星写真の画像処理が面白くなったので、ヘール・ボップ彗星 (C/1995 O1)のネガを引っ張り出し、デジタル化＆デジタル処理を施しました。ラボプリントではあまり表現されなかったインテールが浮き出てきてびっくりしました。

フィルムの２コマをコンポジットしてます。
ネガフィルムの諧調を引き出すため、1コマにつき標準、-補正、+補正の3スキャンを行っているので、実際は２×３で６をデータコンポジットです。

こうしてみると、ネガフィルムって豊かな諧調をもっていたのだなぁ・・・と改めて思いますね。

日時 : 1997/04/05　19:41
撮影地 : 石狩郡厚田村 (現石狩市厚田区)
露出 : 5分を2枚コンポジット 10分
カメラ : Canon New F-1
レンズ : シグマ 400mm F5.6 APO ZEN
赤道儀 : ビクセン　SPD (ノータッチガイド)
フィルム : フジカラー　SUPER G 800
スキャナー : Nikon Super Cool Scan 5000 ED
画像処理 : ステライメージ 9にてコンポジット、Photoshop CS6にて各種処理

　m_akashiさん、イオンテイルなどきれいに出ていますね。フィルムのスキャンですね。以前のスキャナーにはフィルムスキャン機能もあったなあと思い出しました。今は、押し入れの中です。
　それにしてもきれいですね。家の目の前に『キタムラ』があるのに、最近は、カメラ屋さんから足が遠のいてしまいました。たまにはプリントにいきましょう。

※画像を複数枚アップするときに、画像の位置指定を左隅に指定すると、画像がずれて表示されるようです。位置指定を中央にすると複数枚アップしてもきれいに並んでくれます。

　Ｈ・Ｂ彗星の写真は整理していないものがたくさんあります。スケッチも何枚かとりました。


なつかしいですよね。でも、こんな彗星がまた来たら、きっと真冬にも高い山に行きます