冷却CCDは太陽Hα光の撮影にも有用

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2005/1/24 22:11
sano  長老   投稿数: 2785
タイトル 「トップページのオリオン座大星雲」 より一部移動です。

>  佐野さん、意外と盲点なんですが、冷却CCDの656ナノあたりの感度
> は、素子にもよりますが、緑域の70〜80パーセントあるんですよ。
> シャッターも、電子シャッターなら、たしか1/10000くらいからでき
> ますし、メカニカルシャッターとの連動もOKですよ。


おっしゃるとおりで、冷却CCDが太陽光の 656nmの撮影にもかなり有用なこ
とはあるていど知っていました。

また、冷却CCDが「656nm 帯域も意外と感度があって写りが良いこと」以外
にも太陽の観察はビデオのような「連続撮像が適している」ことにもあります。

彩層面で起こっている現象は動きが速く、まるで気象観察で雲を見ているよう
なものです。
プロミネンスもどんどん動いて速いものでは10分もするとまるで形が変わって
しまいます。この動きを捉えるのはビデオなどのほうが良いですね。

それと、強拡大が多いので、シーイングの影響を受けます。
以前は写真撮影の時は「シーイングが落ち着いたのをみて何コマも撮影してそ
の中から良いものを選ぶ」といった今では考えられないことをやっていました。
それでも、冬場の撮影はピンボケみたいなものばかりでした。
連続撮像が出来れば、冬の悪シーイング 以外の点はかなり解決します。


ただ、こんなに有用なものでも購入に至らないのは、価格に対する使用頻度の
ことがあります。
満足な太陽面の撮影をするには、好シーイングが絶対条件なので、この地では
残念ながらそれに恵まれる機会がとても少ないことです。


それと、アマチュアの出来る範囲では、意外と彩層現象の観察はつまらないよ
うに思えます。(あくまで私個人の感想です、頑張っている方すみません)
プロミネンスも初めて見たときはまさに、とても見栄えがして「感動した」でした
が(ちょっと安っぽい言葉かな)、いつ見てもたいてい幾つかはあって、また動き
が速く雲をつかむようで、私は飽きてしまいました。
まあ「美人見飽きる」といったところでしょうか。(ちょっと違うか)

機材の関係や観測時間のこともあって、休日、しかも晴れて好シーイングの時
しか見られず「ちょっと見」的な感覚で接することになり、じっくりと連続観察が
できないことにも一因があります。
定年でもして、この観察に没頭できればまた違うのでしょう・・。

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