ペルセウス流星群で久しぶりに太郎坊に行きました。
明るくなったとはいえ、やっぱり街中とは別物の星空でした。

　太陽系の天体は街中でも変わらず見られますが、やっぱり星空は出かけ
ないとダメだな、って思いを改めて感じました。

　時間が自由にならなかったり、固定機材が充実したりで、だんだんと
出かけるのが億劫になっています。
写真は撮影機材の日進月歩で、写真の出来は機材勝負の感もあります。

　でも、流星観望で空を見ていて、なにも必死になって写真撮らなくても
たまにああいう美しい星空を眺めるだけでも良いかな、って思いもわきました。

　もちろん場所も富士山や太郎坊に限ったことではありません。
これからはそういう楽しみ方もいいなあ、って実感です。

　御殿場の方々のように会で集まって見られたら楽しいでしょうね。
いつまでも、情熱を持ち続けているのはたいしたものだと思いました。
あまりお話も出来ませんでしたが、そこに居ただけでも少しは想いを分けて
いただいたような気がします。

　

　ペルセウス座流星群観望ときの、太郎坊から富士山方向の星空です。
午前３時頃です。

　山頂上の輝星がベガ、左端がアルタイル、白鳥が富士山に降りようと
している構図です。
なかなか良い構図だと思っています。

　この日は、ここに流星が入ります。
ペルセウス座は右上枠外にあります。

　流星は写真の右上から、左下に向かって流れます。
白鳥の飛ぶ方向に流れると、とっても美しい絵になります。

　実際に明るい流星が流れて、それはそれは美しい光景でした。
牽牛織女の間に、流星なんてとってもロマン溢れます。
写真に撮るのは難しいですけど。

　こういうのは星空の広さを感じながら、眺めて全身で体感するのが良いです。

　薄雲がかかり、しかも月明かりがあって、写真はイマイチの出来ですが、
星座としては右側の写真の方がわかりやすいですね。

　　

sanoさん、臨場感を感じます。西に傾いた夏の大三角と富士山。夏の朝方の山のすがすがしさを感じられるのは、星好きの特権です。ここしばらく、太坊にはご無沙汰しています。