AP Aur 主極小も副極小もはずしました (>_<)

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k_kubotera

なし AP Aur 主極小も副極小もはずしました (>_<)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2022/11/20 2:36 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4636
 AP Aur (ぎょしゃ座AP)EB型(こと座β型)の食連星です。
周期 0.569日 変光範囲 11.0(0.54V)

 私にとっての観測シーズンのスタートですから、順調に無難にと思ったのですが、つまづきました。



 ふだん観測の前は、永井氏の予報ソフトで観測星のおよその極小時刻を予想し、KRAKOW の予報値を確認してから観測しています。KRAKOW の予報値、私かなり信頼しています。そんなわけで、極小時刻のずれはありますが、極小をとらえられないということは、今までほとんどありませんでした。
 今回(11/18)、4時間近く測光して、見事に主極小も副極小もとらえられませんでした。『あれっ、観測日を間違えたかな。』と思ったくらいです。KRAKOWの予報値は最新のものしか出ませんし、自分の計算も確認しましたが、ミスは見当たりません。

 KRAKOWのAP AurのO-Cのグラフを見てみると、きれいな曲線です。たくさんの観測がされているようです。質量移動が起きているのでしょうか。そのグラフの縦軸の数値を見てびっくり、2.5P、周期の2.5倍!です。それでも2.5倍なら主極小でなく副極小が入りそうですが、それもはずしました。予報は、元期と周期を新たにしているようで、周期の値が少し変更されています。それにしても、予報値から4時間ほどずれているようです。



 もう一度観測しなおしてみるつもりです。ただ、この星は、ちょっとやっかいなことがあります。AAVSOのVSPは、すぐ隣の11.2等と11.4等の星を比較星にすすめています。私の機材では分解できません。もちろん個々に測光もできません。合成等級の計算をしなくてはいけません、結構面倒な計算です。いっそのこと、この星のことは忘れようかなと思ったのですが、永井氏のHPに合成等級の計算プログラムがありましたのでお借りしました。

 うまく極小はとらえられなかったのですが、0.25等ほどの光度変化を測定誤差±0.005でグラフにすることはできたので、機材などは順調に動いているようです。


 

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