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nakanek さんの日記

 
2019
3月 27
(水)
20:24
星景写真用コンポジットソフト
本文
星景写真の三種の神器といっても過言でない神アプリを見つけました。

そのソフトは『Sequator』とうフリーソフトで、すでにネットでかなり話題になっているので、ダウンロード先や使い方は『Sequator』で検索するとすぐに出てきます。

ワンショット星景写真だと星空をあぶり出そうと画像処理ソフトで強調処理するとノイズが目立ってきます。それを防ぐために普通、何枚かの写真をコンポジットしてSN比を上げます。
しかし固定撮影で撮影した画像をコンポジットすると、地上風景は固定ですが、星は軌跡になってしまいます。逆に星を基準にコンポジットすると地上風景がブレていきますが、このソフトを使うと簡単な操作で地上風景は固定したまま、星空は時間経過による星のずれを修正しながらコンポジット、かつ、ダークフレームがなくてもセンサーの熱かぶりを除去するという、すご技をやってくれます。
ただし、このソフトはあくまでもコンポジットまでで画像処理は別途ステライメージなどが必要。

そこで以前処理した真鶴半島で撮影した天の川の写真を再処理してみました。

以前の画像はこちら

写真を見ると一目瞭然で、地上風景はそのままで星が点になっていることが分かります。また、以前の画像と比べると画像の周辺にあるセンサーの熱かぶりによると思われるノイズが大幅に低減していることがわかります。
写真は、コンポジット後フォトショップで強調処理とレンズ補正(ゆがみ補正と周辺減光補正)をしています。とりあえずトリミングしないでそのままjpeg出力した画像を載せますが、四隅を拡大してみるとコンポジットフレームがないのでノイズが目立って見えます。

また、副産物?として飛行機などのフレーム毎に別の場所に現れる光の軌跡も消えてしまいます。飛行機の軌跡が消えるのは歓迎ですが、流れ星や、人工衛星(ISS)の軌跡が消えてしまうのは残念。

ステライメージにも同様の機能付加してくれるといいですね。

タイムラプス用に撮りためた画像がいっぱいあるので いろいろと試してみます。

nakanek

10枚コンポジット

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コメント一覧

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nakanek  投稿日時 2019/3/28 6:16 | 最終変更
>別の時刻の画像のコンポジットとでしょうか

はい、天の川が対角線であるところで、なるべく釣り人の灯りが入らない連続したコマを選びました。

>天の川の表現や星のにじみの違いは、あとの画像処理の影響で違い

その通りです。
強調処理の所は、微妙なバランスが大事なようです。
勉強します。

以前調べたときはG9X2から元画像を残す設定ができますが、G9Xは、元画像を残さないようです。
カメラ内で合成出来るのはお手軽ですが、やはり一枚一枚手を加えられた方が作品の出来映えが大きく違ってきますね。

『Sequator』では、タイムラプス用のコマ出力も可能(動画作成機能はない)。その機能を使ってタイムラプスしたものは別にアップします。

nakanek
k_kubotera  投稿日時 2019/3/28 1:41
 なるほど水平線や地上の松などはっきりしていますね。なかなかの効果です。星の位置が以前の画像と少し違いますが、別の時刻の画像のコンポジットとでしょうか。三ツ石を歩く人の明かりも消されています。天の川の表現や星のにじみの違いは、あとの画像処理の影響で違いが出ているのですか。
 効果出ていますね。私のコンデジカメラは、カメラ内で合成が行われてしまうので、元画像を残さないです。(残す設定もあるのか確認してみます。)


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