１１月に入りいよいよアイソン彗星観望の時期に入ってきましたね。パンスター彗星の頃、夕空を職場の窓から眺めるのがやっとでしたから、楽しみです。あらためて、皆さんのパンスター彗星の頃の画像や文を見て興奮しています。

　「今世紀最大の大彗星」と言う前評判のわりにはアイソン彗星の情報って意外と少ないです。　
観察最盛時期まであと１ヶ月ですね。

　増光は思ったほどではないようですが、金星並みとか月より明るい、昼でもみえる、などと言ったほうがちょっと怪しいと思ったほうが良いようで、
・・・それでも仮に１等級あたりだったとしても大彗星ですよね。

　春のパンスターズ彗星も前評判で追っかけましたが、実際には双眼鏡でもやっとレベル。
でも意外と写真写りが良かったりして、しっかりと彗星の不思議を感じました。
そして何よりも観察に行くときのワクワク感は彗星ならではのものでしょう。

　アイソン彗星も少し外れても大彗星でしょうし、そうでなくてもひとつの事例としての記録になるし、期間も限られますので楽しく追いかけたいです。
sano

　マスコミから流れる言葉は、首をかしげることが多いですね。政治・社会分野なら、それぞれに考え方や立場の違いもありますから、新聞各社に違いがあっても良いのでしょうが、自然科学分野は、真実は1つですから、きちんと条件を整えて科学的な表現をしないと、言葉だけが一人歩きして、惑わされますよね。笑ってみていればいいのでしょうが、それでも、自然科学担当の記者が書いた文かなというもありますね。

　まだ、一度もアイソン彗星に望遠鏡を向けていません。明日も天気悪そうですから、４日以降になりそうです。写真とスケッチでいきますか。とりあえず国府津山でみたいです。