C/2023 A3紫金山・アトラス彗星 (国府津山) 11/04

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2024/11/5 6:22 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4432
 3連休後半は、晴の予報、紫金山・アトラス彗星もそろそろ見納めかなと、望遠鏡を向けました。国府津山観測所。夕方から箱根山の上にオウムアウアを思わせるような黒く細長い雲がいくつも現れ、むずかしいかなと思っていました。19時過ぎ、雲が切れ始め南西の空だけがラッキーにも晴れ間が広がりました。
 
 動きが遅いし、双眼鏡でも姿わかるだろうからと、あまく考えて変光星の時のように専用の星図も用意せずでした。雲の合間ということもあって、見つけるのに苦労しました。昨日の位置を星図上で覚えていましたので、そのあたりからたどりました。

 冷却CCDのモニター上では、はっきりと彗星とわかるのですが、5cm双眼鏡では、薄明の空とあって恒星状にしか見えませんでした。


2024 Nov.04 19h11m~12m 30秒x3 F4.8 D160mm ノーフィルタ 上が北

7等くらいです。測光用のフィルターははずしてあります。このくらいの明るさの星を視野に入れると斜鏡金具の回折が出たり、モニター画面が自動で調光してしまうのですが、それもほとんどなく星空の中に彗星の画像がモニター上でもはっきり見えました。

 さすがにnakanekさんの画像のように、長い尾を出すのはむずかしくて、コマ周辺をパチリととりました。

 このあたりの星座は、ちょっと苦手です。春から夏の星座の星は、冷却CCDの冷却の関係からあまり向けません。(今年は、かんむり座Tのこともあり無理やり真夏も観測しましたが) 彗星から少し離れたところにRS Ophという反復新星があって、増光時よく観測しました。真冬だったので、きわめて条件が悪い中でした。今回はそこまで条件は悪くないですが、『ああ、このあたりだったなぁと懐かしくなりました。』また、彗星をやる人たちは、条件が悪い中で望遠鏡を向けているんだなぁと街明かり見ながら思いました。



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☆☆☆彡
久保寺克明

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