しし座XY(XY Leo)(W おおぐま座型の食変光星)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2022/12/26 9:18 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4287
 日本海側では大雪でしたが、クリスマスイブの夜は、よく晴れました。天頂の上がったU Gem(ふたご座U)の測光のあと、明け方までXY Leoに望遠鏡を向けました。
 10等より明るい星の観測は、私の機材ではブルーミングが出やすいので敬遠していましたが、寒さと眠さもあり、すぐに導入できるXY Leoに向けました。
 画面上では、かなりの明るさがあり、50秒露出では飽和しそうです。露出時間を短くして調整するのも面倒なのでピントを大きくぼかして観測することにしました。2年前にも観測していて、その時に使った10.3等の比較星を使いました。北側の9.8等を使った方が良かったかもしれません。いそいでいたので、9.8等を画面下すれすれに入れてしまい比較星とすることができませんでした。
 周期が短いので予報を確認しなくても、主極小・副極小のどちらかが入るかなぁ程度のいい加減さで観測しました。振幅は、0.4等、周期は、6時間50分ほど、3時間半観測すれば、どちらかの極小が入ります。きれいなグラフが描けたのですが、Cracow の予報値と2時間ほどのずれがあります。



 詳しくデータを処理してみると、明け方5時20分頃、副極小になっていました。Cracowの予報を見てみると大きく違います。永井氏の作ったgyohouでも調べてみましたが、やはり2時間ほどずれます。



 CracowのHPのXY LeoのO-Cのグラフにある元期Moと周期を使い、永井氏の作ったGYOHOUの中のSTAR.DATの元期と周期を書き換え計算してみました。O-Cが0.0306dになって、見事にグラフにのりました。

 O-Cがきれいに波打っています。質量移動が起こっているようです。ちょうどフィギアスケートの選手が氷上で回転数を変化させている感じです。

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☆☆☆彡
久保寺克明

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