球状星団巡り
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球状星団巡り (k_kubotera, 2023/3/2 5:56)
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投稿日時 2023/3/2 5:56 | 最終変更
k_kubotera
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望遠鏡を初めて作った中学生の頃、口径10センチの反射望遠鏡を初めて買った高校生の頃、星雲星団巡りをよくしました。といっても、自作望遠鏡は、口径3センチの単レンズ(虫眼鏡のレンズ)でしたから、プレセペやプレアデス星団、オリオン大星雲がせいぜいでした。さすがに10センチ反射になると、見える範囲も大きく広がっていろいろ眺めました。

当時は、全天恒星図くらいしか星図がありませんでしたから、有名どころの星団星雲を導入するのも一苦労でした。まして、ちょっと暗い星雲星団は、3センチのファインダーでは確認できず、あきらめるしかありませんでした。 散開星団は何とか見つけられても、球状星団となるとM13などは見ることのできた数少ない星団です。
2月28日の明け方、CC Comの観測を終えて薄明まで時間があったので、久しぶりに球状星団に望遠鏡を向けました。M13は簡単にファインダーで見えたのですが、M92は、やや恒星状ということもあり、手元にあった星雲星団ガイドブックの星図では導入がむずかしかったです。たぶん中高校生の私だったら、M92は導入できなかったと思います。ステラナビを使って詳しい星図を出して導入しました。

M13いつ見てもきれいです。望遠鏡や双眼鏡では、淡いもやっとした、あるいはちょっとざらついた感じですが、冷却CCDでは、いきなり球状星団です。
ファインダーでは今ひとつはっきりしないM92ですが、なかなか見応えあります。たまには、星雲星団巡りもいいです。変光星用の光学系ですから星像の甘さは適当に見ながら補正してください。
いずれも上下が南北方向、下が北です。

当時は、全天恒星図くらいしか星図がありませんでしたから、有名どころの星団星雲を導入するのも一苦労でした。まして、ちょっと暗い星雲星団は、3センチのファインダーでは確認できず、あきらめるしかありませんでした。 散開星団は何とか見つけられても、球状星団となるとM13などは見ることのできた数少ない星団です。
2月28日の明け方、CC Comの観測を終えて薄明まで時間があったので、久しぶりに球状星団に望遠鏡を向けました。M13は簡単にファインダーで見えたのですが、M92は、やや恒星状ということもあり、手元にあった星雲星団ガイドブックの星図では導入がむずかしかったです。たぶん中高校生の私だったら、M92は導入できなかったと思います。ステラナビを使って詳しい星図を出して導入しました。

M13いつ見てもきれいです。望遠鏡や双眼鏡では、淡いもやっとした、あるいはちょっとざらついた感じですが、冷却CCDでは、いきなり球状星団です。

ファインダーでは今ひとつはっきりしないM92ですが、なかなか見応えあります。たまには、星雲星団巡りもいいです。変光星用の光学系ですから星像の甘さは適当に見ながら補正してください。
いずれも上下が南北方向、下が北です。
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☆☆☆彡
久保寺克明