変光星の測光での測定誤差

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  • なし 変光星の測光での測定誤差 (k_kubotera, 2021/2/1 9:15)

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k_kubotera

なし 変光星の測光での測定誤差

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/2/1 9:15 | 最終変更
k_kubotera  長老   投稿数: 4627
 満月に近い29日、30日は,一晩中とてもよく晴れて,長時間の変光星観測ができました。ここ1週間、撮像の時の画素のまとめ方(ビニング)や露出時間、測定の時の星の検出パラメーター(測光精度には関係ないかも)などいじっていました。
 空や望遠鏡の状態にも影響されますが、満月近い空で、測定誤差±0.005等以下の観測ができました。精度が高いところでは±0.004等以下になりました。誤差そのものの数値をどこまで信じていいのかはわかりませんが、今まで、±0.01等くらいが最善でしたから、少し進歩したかなと,思わず微笑んでしまいました。



おおぐま座TY 11.5-12.1等という接触型の食連星です。満月近い空で、このくらいの観測精度でちょっとうれしい!エラーバーがほとんど見えない。
 昔の変光星の観測の本には、こういった接触型の食変光星は、変光幅が小さく,アマチュアの観測精度では太刀打ちできないようなことが書かれていましたが、今は、十分にアマチュアの観測精度でも勝負できます。むしろ自由に観測機器が使えないプロと違い、小中口径ではあるけどいつでも望遠鏡を使えるという強みがあります。

 課題はいくつもあります。
1 
 16cm反射では13等くらいまでは、この観測精度でいけそうですが、さらに暗い星の観測精度をどうやって上げるか。口径を大きくすれば、ある程度は改善もするのでしょうか。それなしにどこまで上げられるか。


 観測間隔を縮めないと1-2分オーダーの変光をうまく捉えられない。

 1も2もフィルターをはずして露出時間を減らしてClearで撮像して測光すれば、ある程度は改善します。
 16等前半くらいまでは測光したいですが、その辺りが小田原では空の限界かもしれません。

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