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nakanek さんの日記

 
2019
4月 4
(木)
08:01
SIGMA 16mm F1.4 DC DN
本文
sony α6000を購入とほぼ同時に購入した16mmの単焦点レンズ。 購入から一年たってあらためて性能確認のため撮り比べてみました。

と言っても寝坊して現地につくのが遅くなり薄明まで30分くらいしかなかったので、あまり条件をふることは出来ませんでした。

撮り比べた条件は開放のf1.4と絞ったf2.8で、
露出時間20s ISO3200
ソフトフィルターあるなし。

場所は真鶴の三ツ石海岸。
色合いが多少?違いますが、これは撮影時間や画像処理の具合が考えられます。

結論として、やっぱ開放でつかうと周辺でサジタルコマフレアが出ています。f2.8まで絞ると見られなくなります(真ん中の写真 右上拡大参照)。ちなみにf2.0でも出てました。f1.4を2.8まで絞るのはもったいないような気がしますが、画質を追求するなら
絞って光量が落ちるのは、ISO感度を上げ+コンポジットでカバーかな。

一方フリンジは、f2.8まで絞っても改善しないです。ただ、フリンジはソフト的に処理またはソフトフィルタでごまかすかな。
ソフトフィルター使うと星の色がしっかりとでし、星座の形がわかりやすくなるのでいいですね。 広角での撮影ではやはりソフトフィルターがあった方がよさそうです。ピントン甘さや大気の揺らぎなどもごまかせますし(笑)

このレズはEマウントでAPS-C用となりますが、新品で4万円台。 星景写真を撮るには持っていて損はないレンズでしょう。

p.s.
三ツ石海岸、海抜0mですから透明度が今ひとつなためか、南から西は伊東・熱海の光害の影響を受けやすいですね。それでも夏の大三角のあたりまで肉眼で天の川がはっきりみえてました。

nakanek

SIGMA 16mm F1.4 DC DN

f1.4

f2.8

f1.4 右上拡大

f2.8 右上拡大

f1.4ソフトフィルターあり

f2.8ソフトフィルターあり

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コメント一覧

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nakanek  投稿日時 2019/4/4 20:50
書き忘れてました。
周辺減光とゆがみ補正は画像処理ソフトが自動的に処理してくれます。有名どころ?のレンズだとゆがみと周辺減光のプロファイルが登録されていてEXIF情報をもとにそのプロファイルをあてて処理してくれますし、登録されていないレンズは、手動で調整出来ます。
キットのズームレンズなんてRAWファイルをみるとひどいもんです。びっくりするくらい補正がかかってます(笑)。

この辺はデジタルになって良い点だとは思います。

スマフォでとる写真の画質、なぜこんな小さなレンズでコンデジを駆逐するほどの写真が撮れるんだろうと思いますが、画像処理が優れているのだと思います。

また、
>『やはりレンズは単焦点でしょ』という常識・・・

性能の面ではそうかもしれませんね。

ただ、星をやっているとどうしても明るいレンズがほしくなりますが、ズームで明るいのは、目玉が飛び出るほど高いです。
であれば、どうせ撮影中は焦点距離なんてしょっちゅう変えないので、それなりの単焦点を広角、標準、望遠でそろえた方が良さそうな気もします。

nakanek
k_kubotera  投稿日時 2019/4/4 18:02
 よく撮れていますね。今朝は、空が綺麗でしたからね。
 F1.4でも、F2.8に絞るというのは昔の常識ですが、今は、F1.4の解放でもそこそこの周辺画像になりますね。おどろきです。だいたい数十年前は、周辺減光が大きくて、おおい焼きなんていうテクニックが必要でした。
 『やはりレンズは単焦点でしょ』という常識もかなり崩れていますよね。

 ところで、明日の朝(5日の早朝)、この画角でISSが北から南に横切ります。


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