肉眼黒点さらに大きく

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2005/1/14 22:01
sano  長老   投稿数: 2785
太陽面北半球で肉眼黒点まで急速に発達した群(N2群)は、今日1月14日
にはさらに大きくなりました。
H型で東西方向に8度ぐらいの広がりをもっています。

H型というのは単極性黒点のタイプで、8°はこの型としては大きなもの
です。何よりも発達の仕方が急激なのが特徴です。
東縁近く(出現側)での発生だったのでまだ中央線を通過していませんので
しばらくは見ることができるでしょう。

もし、この黒点がマックホルツ彗星に影響をおよぼしているとしたら、
あと一週間ぐらいは黒点はこちらを向いているので彗星を注目ですね。
黒点は15日〜16日にかけて正面(中央)に来ます。

この黒点、今後は発達はやや鈍化しながらもE型になるような気がしますが
どうでしょうか。
太陽黒点は思わぬ変化をして、いまだに明日の姿を予報できません。
こんなところも黒点観測の楽しみのひとつです。

※H型 半暗部を持つ単極性黒点でまわりに小黒点を伴うものもある。
     直径は 2.5°以上。 
※E型 大きな双極性の黒点群で、半暗部を持つふたつの主黒点は複雑で
     主黒点間には多数の小黒点が散在する。
     東西の広がりは 10°以上。 

E型の大きさはふたつの黒点の広がりで大きさを見ているのに対し、
H型は単極性なので1つの黒点群そのものの大きさです。
つまり、H型の 8°はとても大きい。

注意)太陽を観察する時は減光に気をつけてください。
    絶対に太陽を直接見ないでください。
 

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2005/1/15 3:45
k_kubotera  長老   投稿数: 4287
 黒点は、発達しているようですね。冬休みに数回太陽面スケッチしただけ、相変わらず、気まぐれ観望しています。見てみます。しかし、天気が今ひとつです。

 やはり、黒点があるときは、太陽風(プラズマでしたっけ)も激しさを増して、オーロラを作ったり、彗星のイオンテイルに影響したりするのでしょうか。そもそも、彗星からどうしてイオンテイルが出るのかよくわかっていない私です。太陽の熱のエネルギーを受けて電離し蒸発して彗星から離れたメタンの気体なんでしょうか。そのあたり、秋沢さんの講義でも受けないとチンプンです。
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