イノシシ駆除用のわなの仕掛け方に慣れ、また、イノシシの習性をみんなで研究した成果が実を結んだようで、この１週間、イノシシが４頭もわなにかかりました。連日、山へ呼び出しがあり、わなの見回り、イノシシの運搬や解体作業をしました。猟友会の人の話では地域全体で８０頭くらいはいるかもしれないということですから、まだまだ、戦いは始まったばかりかもしれません。４頭のうち２頭は、自分の足をかみ切って逃げましたが、かなりの血が出ていましたから、生きてはいないでしょう。今日も、カラスが飛び回っていましたから、どこかでカラスやトビの餌になったと思います。とにかくわなにかかると、すごくて、鉄のワイヤーがついたまま半径３メートルほどを掘り起こしてしまいます。捕まえた２頭は、８０ｋｇと１２０ｋｇありました。１２０ｋｇのイノシシは、猟友会の人もびっくりの大きさで年齢も５歳以上だろうということでした。１０人がかりで農道まで引き上げ、軽トラに積みました。縦にしてやっと軽トラの荷台にのせました。
　解体のしかたは、猟友会の人がやりながら教えてくれました。結局、捕まえてから解体が終えるまで、丸１日かかりました。
　はじめは、解体なんてできるかなぁと思っていましたが、慣れてしまうと、なんでもなくなります。地区の人も集まってみんなに肉を分けたのですが、それでも分けきれずあまりました。
　Uchiyamaさんにおわけしたのは、１２０kgのイノシシのもので、硬めではありませんでしたか。８０ｋｇの若いイノシシの肉は軟らかだったそうです。油のほとんどない、くせのない味で、昔食べた鯨肉に似ています。我が家では大きなカツフライになり、肉でおなかいっぱいになりました。
　
　パソコン修理の話まで行きませんでした。